従来の硫化物法も含め、これまでの廃水処理の反応制御技術のほとんどがpH計、ORP計(酸化・還元電位計)によるものでした。
この手法には、改善が必要な点が幾つか存在するにも関わらず、この50年間変わらず利用され続けています。
それに対しアクアテックでは、新しい制御方法として、ガスセンサーによる反応制御方法を開発し、従来不可能であった「悪臭のしない硫化物法による重金属廃水の高度処理と金属回収・リサイクル」に成功しました。
その他にもメタノールセンサーによる制御技術が製品化されており、この技術は環境保全以外の分野でも、将来、液中反応の制御技術として発展するものと思われます。
当社は、当分野において先進的な役割を果たすためこれまで以上の研究開発に努めてまいります。
ガスセンサーによる反応制御技術の利点
- 液中のわずかな濃度変化でもかなりの濃度のガスが発生するため、極めて正確な制御が可能。
- センサー部分が液中にないため、汚れにくい。発生ガスがこないときは新鮮な空気が送られるため、センサー部分をクリーニングされ、安定な操業が可能。
- 感度が高すぎる場合には空気希釈すればよく、取り扱いやすい。
- 近年、センサー技術は非常に発展してきており、安価で高性能なものが登場している。
ガスセンサーによる反応制御技術を活用するための必要条件
- 液中反応と発生するガスの間に、一定の相関性がなければならない。
- 発生するガスに適したセンサーが容易に手に入らなければならない。
- 発生ガスを安定して検知・モニターし制御につなげるためには、一定のノウハウが必要。
微生物脱窒処理工程におけるメタノール添加制御での活用
最新のガスセンサーを用いることで、微生物脱窒処理工程でのメタノール添加制御に成功し、現在では既に8プラントでの実績を誇ります。
以下に、メタノール添加制御のシステムフローについて掲載いたします。
検知・制御のシステムフロー
1.微生物処理脱窒槽の廃水をチューブポンプで少量連続的に気化器に送る
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2.正確に温度コントロールされた中で曝気し、
発生ガスは連続的にメタノールガスセンサーに導入される。
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3.脱窒槽中に余剰メタノールが微量でも存在すると、正確にセンサーは検知する。
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4.メタノールモニターの指示で、メタノール添加ポンプは停止する。
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5.メタノールの添加が不足するとメタノールガスは発生しないため、
モニターの指示でメタノール添加ポンプは回り始める。
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